コラム
2026.08.03

中学生の定期テスト勉強法|いつから始める?成績を上げる科目別対策

「勉強しているのに、定期テストの点数につながらない」——そんなお子様のことで悩む保護者の方は少なくありません。

定期テストは、いつ・どの教科をどう勉強するかで結果が変わります。

この記事では、中学生の定期テストを対象に、スケジュールの立て方から科目別のコツまで、今日から実践できる勉強法を解説します。

あわせて、個別指導キャンパスの合格者に聞いた「効果があった勉強法」も紹介します。

定期テストの点数は、なぜ大事なのか

定期テストの結果は、通知表の評定を決める重要な材料の一つです(評定は提出物や授業への取り組みなども合わせて決まります)。

評定は高校入試で使われる調査書に記載され、調査書と学力検査の比重は都道府県・学校・選抜方式によって異なります。

いずれにせよ、定期テストの積み重ねが受験に関わることは確かです。

まずは、次のテストで結果を出すための進め方から見ていきましょう。

テスト勉強のスケジュール(いつ・何をやるか)

テスト勉強の予定をカレンダーに書き込む中学生

「いつ、何をやるか」を先に決めておくと、勉強の効率は大きく変わります。

テスト勉強を2〜3週間前から始めるとしても、多くの中学生がつまずくのは「どの教科に、何を、どれだけ割り振るか」です。

個別指導キャンパスの合格者アンケートで最も多く挙がった工夫も、「取り組む量を先に決める」でした。

目安は次のとおりです。

2〜3週間前

範囲を確認して、ワークを1周する

範囲表が出ていれば確認する(まだの場合は、直近の授業範囲と学校ワークを進める)。提出物(ワーク)を1周し、苦手な単元を洗い出す。

1週間前(追い込み)

2周目は「間違えた問題だけ」

ワーク2周目は間違えた問題だけを解き直す。暗記科目の反復を本格化する。

前日

新しいことに手を出さない

間違えた問題と暗記事項の最終確認に絞る。前日に新しいことへ手を広げると、積み上げてきたことを仕上げる時間がなくなる。

当日朝

暗記事項を10〜20分だけ見直す

量を増やすのではなく、覚えたことを思い出せる状態にしておくのが目的。

テスト当日

ワークは2〜3周が目安ですが、「周回数」より「間違えた問題を解けるようにしたか」が大切です。

問題集を増やす必要はありません。手元のワークで、間違えた問題を初見でも解ける状態にすることを優先してください。

計画の立て方(5ステップ)

次の手順で立てると、無理なく進みます。

  1. テスト範囲と提出物を一覧にする
  2. 各教科で必要なページ数を確認する
  3. 遅くともテスト1週間前までにワーク1周を終える日程を逆算する
  4. 予備日を1〜2日設けておく
  5. 毎日、終えた項目にチェックを付ける

まとまった演習は1日2〜3教科に絞りつつ、英単語や漢字などの暗記は毎日短時間ずつ続ける方法もあり、集中と反復の両方を確保できます。

科目別の勉強法(国・数・英・理・社・副教科)

教科ごとに分けて用意した中学生の教材

教科ごとに、点数につながりやすいポイントをまとめます。

個別指導キャンパスの合格者アンケートで挙がった工夫も交えて紹介します。

英語

まずは教科書本文の内容と重要表現を理解し、単語・文法を使える状態にします。

本文からの出題が多い学校では、和訳や重要文を書けるところまで確認しましょう。

個別指導キャンパスで実施した合格者アンケートでは英単語の覚え方の工夫が特に多く、

「意味だけでなく活用(例文)や前置詞とセットで覚える」
「英語→日本語の向きで覚える」「虫食い問題にして、答えられない単語はその場で繰り返す」
「1周したらすぐもう1周、数日空けてまた1周と間隔を空ける」

などの声がありました。

音読や、通学中に発音を聞きながらの暗記も有効です。

数学

解けなかった問題に印をつけ、解けるまで繰り返すのが基本です。

合格者からも「解説を見たり人に聞いたりして、一つの問題を完璧に理解する。すると他の問題にも応用が利く」という声がありました。

公式は使いながら覚え、テストでは「簡単な問題を落とさない」ことを優先します。

国語

漢字・語句・文法は確実な得点源なので、反復で取りこぼしをなくします。

読解は、授業で先生が扱った読み取りのポイント(心情・指示語・要点)を復習しておきます。

古文・漢文は、知らない語を辞書で調べてノートにまとめると定着します。

理科

用語の暗記が土台ですが、それだけでは足りません。

計算問題(濃度・電流など)、グラフの読み取り、実験の考察は、問題演習で「解ける」状態にしておく必要があります。

用語を一問一答で覚えたあと、問題形式で確認し、間違えたら解き直します。

社会

社会では、用語暗記だけでなく、資料の読み取りや「なぜそうなったか」という因果関係を問う問題にも対応する必要があります。

語句を覚えるだけでなく、教科書の流れや資料とセットで理解すると、記述問題にも対応しやすくなります。

副教科(保健体育・技術家庭・音楽・美術)

副教科の評定も高校入試で使われる調査書に記載されるため、5教科と同じく対策する価値があります。

副教科は、教科書や授業プリント、ノート、授業中に扱った内容を中心に確認します。

用語は、配布資料を繰り返し見直し、自分で説明できる状態にしておきましょう。

提出物・実技も評定に関わるので、期限と完成度を大切にします。

点数を上げる3つのコツ

付箋を貼って解き終えた問題集とノート

どの教科にも共通するのは、手を広げるよりも「やることを絞って繰り返す」という考え方です。

何から手をつければよいかわからない場合は、次の3つを実践してください。

Point

1

授業を理解し、復習を回す

点数の土台は、普段の授業をその都度理解できているかどうかです。

個別指導キャンパスでは、「予習と復習の両方が理想だが、時間が取れないときは復習を優先してほしい。授業でやったことをその日のうちに定着させることが先決」と考えています。

特に平均点に届いていない場合は、応用より先に、授業内容の理解とワーク1周を確実にするのが近道です。

Point

2

出題されやすい範囲を優先して繰り返す

「必ず出る範囲」を事前に断言はできませんが、学校ワーク・授業プリント・教科書の例題・先生が強調した箇所は出題される可能性が高い部分です。

個別指導キャンパスでは、全国から数万校分の定期テストを分析した教材を使用しており、出やすい範囲やつまずきやすい単元の傾向を踏まえた指導を行っています。

手を広げるより、出やすいところを確実にするほうが点は積み上がります。

Point

3

暗記は「寝る前 → 翌朝」でセットにする

個別指導キャンパスでは「寝る前に覚えた内容を、翌朝10〜20分ほど見直す方法」を勧めています。

時間を空けて思い出す機会をつくれるためです。

合格者アンケートでも、暗記の反復(書く・声に出す・寝る前や朝に)を挙げる声が多く見られました。

\ まずは気軽にお問い合わせを /

無料体験授業申し込む

\ 簡単手続き40

資料請求こちら

点数を上げる「間違い直し」のやり方

間違えた問題を赤ペンで解き直す手元

テストや演習のあとの「間違い直し」は、次の点数を左右します。

まず、間違えた原因を次の4つに分けて、原因ごとに対策を変えます。

01知識不足

そもそも覚えていなかった

対策

覚え直して、翌日にもう一度確認する。

02理解不足

解説を読んでも解き方がわからない

対策

解説を読み、先生に質問して、類題を解く。

03手順・計算ミス

わかっていたのに間違えた

対策

途中式を書く/見直しの手順を決める。

04時間切れ・読み違い

最後まで解けなかった/設問を勘違いした

対策

時間を測って解く/問題文に印をつける練習をする。

そのうえで、改善策をノートに一言だけメモしておきます。

個別指導キャンパスでは、「答えを覚え直すこと以上に“なぜ間違えたのか”を見直すことが効果的。2回暗記して忘れていたなら次は3〜4回に増やす、といった改善策をまとめてほしい」と考えています。

ワークや問題演習は、答え合わせをした直後に解き直します。

定期テストの答案も、できるだけ記憶が新しいうちに間違いの原因を確認しましょう。

正解できるまで——できれば人に説明できるくらいまで——やり直すと、自分の間違えやすいパターンに気づけます。

個別指導キャンパスの合格者に聞いた「効果があった勉強法」

2025年度入試に合格した個別指導キャンパスの生徒のうち、合格後のアンケートに回答した76名分を集計しました。

受験勉強についての回答ですが、定期テストにも応用できる工夫が多く挙がっています。

勉強の進め方 (有効回答76名・複数該当あり)

取り組む量を先に決める
31名
暗記の反復(書く・声・寝る前や朝)
29名
過去問・問題の繰り返し
10名

集中のコツ (有効回答75名・複数該当あり)

時間を区切り休憩を挟む
33名
スマホ・SNSを遠ざける
14名
睡眠を削らず朝型にする
14名
家以外の静かな場所で勉強する
12名

※合格後アンケート(自由回答)を当社で分類・集計。件数の多い項目のみ掲載のため、合計は回答者数と一致しません。
出典:個別指導キャンパス調べ(2025年度入試の合格者/有効回答 勉強の進め方76名・集中のコツ75名)

「勉強の進め方」の質問(有効回答76名)で多かったのは、学習時間やページ数など「取り組む量を先に決める」(31名)と「暗記の反復」(29名)でした。

「集中のコツ」の質問(有効回答75名)では、「時間を区切り休憩を挟む」(33名)「スマホ・SNSを遠ざける」(14名)「睡眠を削らず朝型にする」(14名)「家以外の静かな場所で勉強する」(12名)が上位でした。

個別指導キャンパスの合格実績・合格体験記を見る

いまの状態別・優先してやること

同じ「点数が伸びない」でも、基礎が抜けているのか、取りこぼしなのかで、やることは変わります。

直近のテストの答案を見ながら、次のどれに当てはまるか確認してください。

いまの状態優先してやること
基礎問題で失点している授業内容の理解と、学校ワーク1周を確実に。基礎の穴をふさぐ。
基礎は解けるが取りこぼしが多い間違い直しを徹底。ケアレスミスの原因を分類して対策する。
基礎は安定し、応用で差がつく応用問題と出題傾向の対策。得点を取り切る。

部活と両立するコツ

部活と勉強の両立が難しいのは、テスト直前ではなく、その前の1〜2週間です。

多くの中学校ではテスト1週間前ごろから部活が休みになりますが(時期は学校によって異なります)、休みになってから始めると、ワーク1周で時間がなくなり解き直しが残りません。部活があるうちに1周を進めておくことがポイントです。

練習がある日は暗記や解き直しなど15〜30分で終わることに絞り、部活が休みの日と週末にワークをまとめて進めます。

部活で疲れて夜に寝てしまうなら、無理に夜がんばるより「早く寝て朝に勉強する」ほうが効率的です。

通学中や休み時間のスキマ時間を暗記にあて、予習で難しそうなところに印をつけて授業ではそこに集中する——といった工夫でも、限られた時間を活かせます。

合格者アンケートでも「0分の日を作らない」「少しでも毎日机に向かう」という声が多くありました。

成績が上がらないときの対処法

やり方を変えても点数が動かないときは、勉強法より前の段階に原因があることが多いので、次の3つを確認してください。

01

つまずきが前の単元や前の学年にある

確認方法/間違えた問題が「今回の内容」ではなく「その前提」でつまずいていないか

02

「覚えた」で止まっている

確認方法/答えを見ずに解き直せるか

03

やることを絞れていない

確認方法/全教科・全ページに均等に時間を配っていないか。出やすいところに絞れているか

もっとも、成績が上がらない原因を自分で判断するのは難しいところです。

個別指導キャンパスでは単元別に理解度を診断し、全国から数万校分の定期テストを分析した教材をもとに、出やすい範囲にしぼって一人ひとりに合わせた指導を行っています。部活で忙しい場合も、授業日時を柔軟に調整できます。

個別指導キャンパスの成績保証制度を見る

中学生の定期テストでよくある質問

勉強はいつから始めればよいですか?

目安は2〜3週間前です。提出物(ワーク)を早めに1周し、1週間前からは間違えた問題の解き直しと暗記の反復に時間を使うと効率的です。

テスト前は1日何時間勉強すればよいですか?

「何時間やるか」より「その日に終わらせる量」を決める方が結果につながります。合格者アンケートで最も多かった工夫も「取り組む量を先に決める」でした。部活や学校の予定で使える時間は人によって違うので、範囲のページ数を残り日数で割り、1日分に落として進めてください。時間だけを基準にすると、机に向かっていただけの時間も勉強に数えてしまいます。

勉強に集中できません。どうすればよいですか?

時間を区切って休憩を挟むのが、最も多く挙がった方法です。合格者アンケートでは「時間を区切り休憩を挟む」が最多で、次に「スマホ・SNSを遠ざける」「睡眠を削らない」、そして「家以外の静かな場所で勉強する」が続きました。まずは25〜30分やって5分休む形から試し、スマホは別の部屋に置いてください。

学校のワークは何周すればよいですか?

目安は2〜3周ですが、回数よりも「間違えた問題を初見で解けるか」が基準です。新しい問題集を増やすより、手元のワークで思い出して解く回数を増やす方が定着します。答えを覚えてしまったら、順番を入れ替えて解く、解き方を声に出して説明する——これで初見でも解けるかを確認できます。

まとめ

中学生の定期テストの勉強は、

  1. スケジュールを先に決める
  2. 科目別のポイントを押さえる
  3. 授業理解・出やすい範囲の反復・間違い直しを回す

が基本です。

そこに「寝る前→翌朝の暗記」を加えれば、限られた時間でも点につながりやすくなります。

まずは次のテストで、計画づくりから始めてみましょう。

この記事の監修者

福盛 訓之

福盛 訓之(ふくもり としゆき)

1973年大阪市生まれ。大学在学中、19歳で起業。1996年に新教育総合研究会株式会社を設立し、代表取締役に就任。指導品質及び事業規模日本一を目指して邁進中。

受賞歴

  • 第25回盛和塾世界大会 経営体験発表 最優秀賞 受賞(2017年)
  • 第33回優秀経営者顕彰 日刊工業新聞社賞 受賞(2016年)
  • 紺綬褒章受章(2013年)、同飾版受章(2020年・2025年) 他多数

\ まずはお近くの教室へ /

無料体験授業お申し込み

\ 簡単手続き40

資料請求お問い合わせ