平成26年1月25日
公益社団法人「小さな親切」運動本部
小さな親切実行章 受章


受章にあたり、以下の推薦があり受章決定となった旨の報告がありました。

推薦人 ○○ ○

初めまして、この度「小さな親切」実行章にぜひ推薦させて頂きたい方がおりましたので、応募させて頂きました。

親切をされた方のお名前は、大阪にある新教育総合研究会株式会社という会社で代表取締役をされている福盛訓之(ふくもり・としゆき)さんです。

ちょうど今日の大阪日日新聞に私の友人家族も関わった話が載っていましたので、色々な人に、福盛さんがされている素晴らしい親切を知ってもらいたいと応募させて頂きました。

ご存じの通り、2011年3月11日、東北大震災で福島県は大変な被害を受けました。
私の友人家族はちょうど原発避難地域に該当したため転居を余儀なくされました。

大阪に転居することになり、慣れない地域での生活への疲れ、今後どのように生きていけばよいのか見えない未来への不安にかられる日々がはじまりました。我々昔からの友人も何かと協力を申し出てはいたのですが、家族全員の生活を面倒見るほどのことまでは、なかなかできません。

結局思うように仕事が見つからず、友人は漠然とした見えない将来への不安を抱えていたのですが、問題は仕事や収入のことだけでなく、受験を控えるお子さんがいたことです。慣れ親しんだ学校で勉強できていたというだけでなく、福島では塾に通っていたようですが、収入がないのでとても塾に通わせられる状態ではなかったようです。
そういう、子どもたちの学習環境についての不安も、かなり大きくなっていたようでした。

そんな折に、仲間からの情報で、福島県から避難してきている家庭の子弟を対象に無償で学習指導してくれるという塾の存在を知りました。それが、新教育総合研究会さんが運営している「個別指導キャンパス」という学習塾だったのです。

この塾では、指導が無料になるだけでなく教材や施設費用など関連のあらゆる費用もすべて無償で支援してくださるということでした。この決定をされたのが、冒頭にご紹介した社長である福盛さんだということです。

生活費に困り始めていた身ですので、友人にとってこの支援は非常にありがたいものだったようですが、この話には、まだ続きがあります。

お子さんが教室に通い始めて1か月ぐらいした頃、今度はその教室の講師として福島県なまりのある先生が新たに配属されたのです。
なんと、福盛さんが福島県の教育関連の会社に直接電話をして、『震災被害のため、やむなく整理解雇したり新卒の内定取消をしなければいけないことがあるなら、業績が回復するまで当社で雇用します。』と申し出て、実際に何名かの方を特別に雇用されたとのことでした。

友人が通っていた教室に来た講師さんは、福島県の○○○○○という、今日の記事にのっている学習塾だったのです。それを今日、友人から聞きました。

たまたま、私がこちらの「小さな親切実行章」を存知あげていたため、応募させて頂こうという話になったのですが、倒産しそうな会社への支援や、就業先がなくなってしまう労働者への雇用継続という支援、さらには、転居して不安な子どもたちにとって、聞きなれた福島なまりの先生に習ったら安心感はいかばかりかと、配属先にまできめ細かな対応をされた福盛さんが、そこまでお考えになられ実行されたことを知り、このような素晴らしい方がいらっしゃるのだと本当に仲間一同も感動しています。

福盛さんが篤志家でいらっしゃるとは聞いていましたが、単に篤志家的な温かさだけではなく、実業家としての発想と行動力に、友人の話ながらも私たち仲間も心から感謝していますし、話をしている最中も涙がとまりませんでした。

この心あたたまる思いを、ぜひ多くの方に共有して頂きたいと思います。
何卒よろしくお願い致します。